『ナビレラ』というバレエを題材にした作品をご存知ですか?
日本でもミュージカル化され、狩野英孝さんが出演されるということで話題となりましたが、『ナビレラ』という作品自体の知名度はまだまだ低めですよね。
この記事では、『ナビレラ』ってなに?という方向けに、原作やあらすじなどを解説していきます。
『ナビレラ』の原作は、韓国のDaum(ダウム)というサイトにて連載されていたWeb漫画です。
バレエを始めたい年配男性と、プロのバレエダンサーを目指す男性の物語。それぞれが夢に向かって葛藤していく様子が描かれる、青春の物語となっているのですが、メッセージ性がとても強い作品です。
胸の奥が熱くなるということで話題になり、2019年には韓国でミュージカル化、2021年には韓国でテレビドラマ化されました。
そして2024年、ミュージカル版が日本にも上陸しました。
『ナビレラ』は、70歳の元郵便配達員「シム・ドクチュル」と、23歳のバレエダンサー「イ・チェロク」、二人の男性が主人公です。
ドクチュルは子どもの頃バレエに憧れていましたが、習わせてもらえず、その後結婚し長年家族を養うため働いていました。定年を迎えるもやりたいことを見つけられず、自分の残りの人生を考えるようになっていました。
そんなドクチュルですが、ある日バレエスタジオの前を通りかかったとき、チェロクが踊っている姿に目を奪われます。
そこで子どもの頃に諦めたバレエへの想いが再熱し、バレエを始めることを強く志すのでした。
70歳になるドクチュルは、身内には笑われたり強く反対されたり、とにかく馬鹿にされる始末。バレエ講師のスンジュからも最初は相手にされませんが、それでもドクチュルの情熱は強く、諦めません。
一方でチェロクは、才能のあるダンサーなのですが、スランプに陥っていました。
スンジュはドクチュルの情熱に打たれ、チェロクにドクチュルの指導者になることを提案します。そしてドクチュルは逆に、チェロクのマネージャーを務めることとなります。
こうして、ドクチュルとチェロク、男2人のバレエストーリーが始まるのでした。
もともと韓国語の漫画ではありますが、日本語版もピッコマにて配信されています。
全67話で完結と、そこまで長い漫画ではないので、気になる方はぜひピッコマで検索してみてくださいね!
ドラマはNetflixで視聴可能です。